当社は、創立以来30年以上にわたり、安全運航を継続してまいりました。平成28年4月現在、海洋調査船等5船の運航・管理と、学術研究船1船の運航支援を行っています。
当社船員による船舶の運航、陸上スタッフによる航海支援、保守・整備に関する技術サポート等、全面的に運航・管理業務を委託されています。
世界に誇る有人潜水船「しんかい6500」の支援母船です。
また、深海巡航探査機「うらしま」の母船でもあります。
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7000m級無人探査機「かいこうMK-Ⅳ」の母船であり、
また、マルチチャンネル反射法探査システム(MCS)を搭載した物理探査船でもあります。
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優れた航行性・耐氷性を有し、広域かつ長期の観測航海が可能な特徴を生かして、日本近海はもとより、北極海から太平洋やインド洋、さらには荒天域に至るまで幅広く活躍しています。
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沿岸の海洋環境・生態系に関わる調査観測を中心として、
様々な海洋調査を行う調査船です。2016年より無人探査機「ハイパードルフィン」の母船としても運航しています。
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日本周辺海域の海底資源の科学調査などを行う調査船です。
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港湾手続き等の陸上支援および、年次検査等の保守整備に関わる技術サポートを行っています。
近海・遠洋を問わず、極域を含めた全世界の海洋で、長期間の多目的研究航海を実施しています。
船を操縦(操船)することが航海士の仕事です。決められた調査期間を最大限有効に使うため、気象・海象・船の性能などを考慮した航海計画を立案します。また、観測作業の安全管理も航海士の仕事です。
船の動力、推進力に関わる全ての機器を正常に維持することが、機関士の仕事です。また、エンジンを動かすのに必要な燃料の管理も機関士の重要な仕事です。
測深機、重力計、磁力計など、電子機器である観測装置をたくさん搭載した調査船ならではの仕事をしています。また、電話、メールなどの通信設備を担当するほか、港への出入りに必要な事務手続きなども行います。
航海士の指揮下で実際に観測機器を取り扱うのが、甲板部員です。ワイヤーやロープを巧みに使い、重量物を揺れる船上で安全に取り扱う技術は調査船には欠かせません。
機関士の指揮下で、機械の操作・メンテナンスをするのが機関部員です。溶接や旋盤など、特殊技能を持った人がおり、ボルト1本から作ることもできます。
洋上の楽しみの一つ、食事を作るのが司厨部員です。十分に積み込むとは言え、限られた材料を管理し、栄養管理、衛生管理という乗船者の健康を支える大切な仕事です。
また、お客様へのおもてなし「花毛布」の伝統を受け継いでいます。
停泊する港や岸壁を決め、積み込む水や燃料、資材の購入をするなど、船が港に入る時に必要な手配をします。国内のみならず、海外の港にも入りますので、そのための設備調査で現地に赴くこともあります。
船の機器などが航海中に壊れた場合、すぐには港に入れないこともあります。このような時には、陸上のスタッフが最大限のアドバイスをし、乗組員が現場で修理をします。また、年1回の船の定期検査(ドック)の工事監督も行います。